”スプーンなんてない”とは?
スプーンなんてないとは、factorioのフリープレイモードで8時間以内にクリアするというシンプルなものです。とはいえ、難しい。私の初回プレイでクリアするのに55時間かかっています、狙って挑戦しないとまず無理なチャレンジです。
(参考)スプーンなんてないの語源
8時間以内のチャレンジがなんで”スプーンなんてない!”というのか?気になったので調べました。
→映画「Maxrix」のセリフみたいです、どういうメッセージが込められているのかわかりませんが、センスありますよね。この言葉をきっかけに、主人公のネオは自分の世界が虚構だと見破り、真実に気づきます。
全体の流れ
結論から言うと、私の記録は11時間30分でした。
途中で(ああ、もう無理だぁ)と思いましたが、投げ出すのもなぁと思い、最後までやりきりました。時間の流れを追っていくとこんな感じです。
~2時間後 | 赤パック、緑パックライン完成 |
~3時間後 | モール完成 |
~5時間後 | 青パックライン完成 |
~7時間後 | 紫パックライン完成 |
~9時間後 | 黄パックライン完成 |
~11時間後 | ロケットサイロ完成 |
~11:30 | ロケット打ち上げ→クリア |
5つの原因
それでは、よっさんが思う敗因について説明していきましょう。
炉のラインが複雑
よっさんが恐れていたのは、せっかく炉や組立機を配置しても、そのラインが長すぎて、部品が届かなくなること。そのため、炉のラインは材料(鉄鉱石等)と燃料(石炭)を別の配送ベルトにして設計していました。
当然、搬送力は上がるのですが、インサータが2種類必要になり作成が複雑になります。また、ラインを長くする懸念から、炉を搬送路の両方に配置していました。これもライン作成に時間がかかる原因となってしまった気がします。
序盤の部品確保不足
タイムチャートを見ていただけるとですが、後半時間青パックから時間がかかっています。正直、明確な原因は出せていないですが、一つにあるのは序盤に部品を確保できていなかったことかと考えています。
このゲームは後半に銅板、電子基板、プラスチックが急に大量に必要になってきます。逆に言うと、銅板は前半は意外に不要ですし、電子基板も搬送ラインに詰まって生産がストップしていることが多かったです。これはもったいない。
もっと積極的にチェストに貯めて後半に備えるべきだったと反省しています。
赤パック、緑パック”ライン”の作成
自分の変にこだわる性格でしょうか?全部のサイエンスパックのラインを制作していましたが、赤と緑のラインを作成していました。これはラインなど必要ではなく、モールから材料を引っ張って作ってしまえばよかったと思います。
応用原油処理
応用原油処理に関しては、2つ原因があると思います。研究の開始が遅かったことと、精製所の比率です。研究の開始が遅かったことは単純ミスです、振り返ることもなく研究できるようになったらすぐに行うべきでした。
精製所の比率ですが、通常のプレイだとはじめに少しだけ基本原油処理を作成して応用原油処理を開放してから多めに応用原油処理を行うかと思います。そのほうが効率が良いからです。
しかし、スプーンなんてないチャレンジに至っては逆で基本原油処理で石油ガスを大量に作り、必要最低限を応用原油処理で精製するほうが合理的なのです。
そもそも、このチャレンジはマップ生成時点で採掘量をMAXにします。資源枯渇の心配はありません。そして、重油、軽油、石油ガスで必要になるのは圧倒的に石油ガスです。重油、軽油も重油→軽油→石油ガスと順番に変換することができるのですが、その分の化学プラントのラインを作成しなければなりません。時間もかかります。
そして応用原油処理の問題点として、重油、軽油、石油ガスの同時に生成するため、どれか一つでも生成できなくなると途端に全部の生産が止まります。タンクに貯めたり、変換して対処するのですが、応用原理処理は時間も場所もかかる方法になります。
よって結論として、効率よりも基本原油処理を使って必要な石油ガスだけをバンバン作ったほうが、時間的にもスペース的にも合理的なのです。
結果的によっさんの工場は、基本原油処理:2台、応用原理処理:10台でした。。。
ロケット生成ライン
黄色パックのラインまで作成し、いよいよロケット作成というところでもう一つの関門が来ます。”ロケット制御装置”です。この部品は、生産速度モジュール(青モジュール)と発展基板(青基板)を要します。そして、1個作るのに30秒かかります。。
なので、黄パックのライン完成直後かそれより前にこのラインを作成しておく必要がありますが、その準備ができず、黄色パックの青基板で賄おうとしていました。
しかも、ロケット作成に必要なロケット燃料は往々にして石油の発掘ラインの近傍に起きがちです。その結果、何故か私はロケット燃料の近くにロケットサイロを置いてしまい、ロケット制御装置と軽量化素材のバケツリレーに時間を奪われました。。。
(おまけ)停電。。。
気をつければ容易に回避できますが、、チャレンジの電力状況を見てください。終盤に大きな停電を発生させています。
この原因はなにか、、生産量のグラフを見ると、停電の発生する直前に生産量が急激に伸びている素材があります。。。銅です。
ということは、、、、結論は、軽量化素材でした。
実をいうと、事前にボイラーは多めに作っていました。だから電力はもう大丈夫だろうと、その慢心が引き起こしてしまいました。仕事でもなんでも、慢心は禁物です。といっても気付けないから難しい。
最後に
いかがだったでしょうか?よっさんもまだまだfactorio 1年生。気づいていない原因はまだ色々とありそうです。他にも注意するべきこともあると思います、もしよかったら何か残してもらえるとありがたい限りでございます。